校内を繋ぐ配信ネットワーク
2024年度より普通科専一に変わり、明治40年創立以来の大改革を成す日本工業大学駒場中学・高等学校(以下、日駒)様。ICT整備も先進的に取り組まれ、2023年現在、学内に導入されているシステムは校内映像配信システム、エントランス・校門デジタルサイネージ、地下トレーニングスタジオの映像音響システムがあります。
第2回から第4回では校内映像配信システムおよび各種デジタルサイネージの具体的な導入内容をご紹介します。第3回の内容は、配信機材・ネットワーク設備についてです。
キモチをカタチに
キモチ|お客様のご要望
- 生徒数が多く全校集会で体育館に入りきらないため、映像配信を行い教室で参加できるようにしたい。
- 映像配信が便利なので職員室や理事室、教室など他の場所からも配信できるようにしたい。
カタチ|オーエスのお手伝い
- 簡単な操作で校内各所からの映像配信ができるようになった。
- 体育館の朝礼だけでなく、文化祭や外部講師セミナーの配信など活動の幅が広がった。
- 校内、別館へのLAN配線、サーバー設置、校内配信システムの導入。
- 各教室のプロジェクタ―、校内サイネージへSTB(セットトップボックス)を導入。
具体的なオーエスの取り組み事項
3ステップで使える配信環境を実現
体育館・別館ホールの他、48の教室、職員室、理事長室など校内各所に配信環境を設置しました。これまでは体育館に隣接する放送室からの音声放送しかできませんでしたが、カメラ・マイクが設置されている部屋であれば、セッティング不要で配信ができるようになりました。設備のない部屋には持ち運びできるカメラを使用して配信ができます。できるだけ操作に迷わない仕組み作りを心掛け、シンプルな配線盤の設置や学校環境に適した配信ソフトの選定を行いました。
周辺環境の整備
オーエスでは環境構築から機器選定、施工まで丸ごとお任せ頂けます。
ネットワーク構築のためにサーバーを設置。各教室と接続するために各階へハブを設けました。
教室のプロジェクタ―で配信を映すことができるように、“STB”を導入。
配信用ノートPCをキッティング。ビデオキャプチャーや配信ソフトを選定。
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