リノベーションでダンス授業に適した映像音響システムを導入
2024年度より普通科専一に変わり、明治40年創立以来の大改革を成す日本工業大学駒場中学・高等学校(以下、日駒)様。ICT整備も先進的に取り組まれ、現在、学内に導入されているシステムは校内映像配信システム、エントランス・校門デジタルサイネージ、地下トレーニングスタジオの映像音響システムがあります。
第5回では校内映像配信システム以外の映像音響に関する日駒様の取り組みをご紹介します。
キモチをカタチに
キモチ|お客様のご要望
- 普通科高校として、生徒が熱中する授業づくりができるように機械科実験実習室をリノベーションしたい。
- ダンス授業に適した映像音響設備を導入したい。
【背景】
普通科専一を機に不要となった機械科実験実習室をダンス授業で使えるトレーニングスタジオにリノベーションすることになりました。SNSのおかげでダンスは生徒に人気があります。屋内に大音量を出しても良い環境を整えればより意欲的になるのではないかと考えています。
写真:機械科実験実習室の様子(リノベーション前)
カタチ|オーエスのお手伝い
- 大音量かつ重低音も楽しめる音響設備の導入
- 等身大の映像も映せるスクリーン/プロジェクターの導入
- 音源や映像を遠隔で再生できるワイヤレスプレゼンテーションシステムの導入
導入設備
大音量かつ重低音も楽しめる音響設備の導入
プロジェクターを使った映像表示とウーファーを含めた音響設備のシステム提案を行いました。プロジェクターは明るい環境でも見やすい機種を、スクリーンは大人数での視聴に適した物を選定し、鏡をはさんで2か所に設置。音響はウーファーを含め、10台のスピーカーを天井に設置しました。
既存施設のリノベーションということで、限られた予算と制約のある施工環境でいかにダンス授業用途に満足頂ける環境を構築するかが課題でした。スピーカーはできるだけ高い位置に取り付けることで、音質・音圧を確保しつつ、8台で空間全体をカバーできるようにしました。鏡横のウーファーと天井全体に吊るされたスピーカーによって、当初の校内放送用音響設備から一転、低音の圧も感じられるダンス授業に適した音響へ生まれ変わりました。
音源や映像を遠隔で再生できるワイヤレスプレゼンテーションシステムの導入
部屋のコンセプトは“多目的に使えること”でした。できるだけ室内にケーブルを敷かないことが求められました。そこで音響はBluetooth、映像はワイヤレスプレゼンテーションシステムによるワイヤレス接続ができるシステムを導入しました。これにより、先生は立ち位置に縛られることなく、スムーズな授業づくりができるようになりました。
◆地下トレーニングスタジオ 映像音響システム
納入オーエス製品
シンプル構造・デザインで様々なシーンにマッチ。スーパーフラットデザインで、スクリーンの存在を感じさせない収納感。
使用用途に合わせてパーツをお選びいただけるユニット方式のAVキャビネット
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