音楽・楽器の次世代型ストア「イケシブ」のAVシステムほか幅広くサポート｜池部楽器店様

『イケシブは、楽器店をボーダーレスにしていく。』今まで楽器を購入するための場所だった店舗空間を、そこにいるだけで楽しくなるようなエンターテイメント空間に。

「株式会社池部楽器店」様は2021年3月13日（土）、東京都渋谷区に総合旗艦店として「イケシブ（IKEBE SHIBUYA）」をグランドオープンいたしました。

イケシブ（IKEBE SHIBUYA）は、楽器専門店が一堂に会した総合旗艦店であるのと同時に、エンターテインメント・カルチャーの発信基地としての側面も持つ“音楽・楽器の次世代型ストア”です。
音楽は全ての人に開かれた多様性の象徴であり、老若男女誰もが気軽に立ち寄れて心地よく過ごせる場所でありたいという思いから、店舗空間そのものをエンターテインメントにしました。

施設内には、各種イベントやネット配信ライブなど多用途に使える「イケシブライヴス」、動画コンテンツの配信やライブコマースの拠点となる「イケシブスタジオ」を備えているのに加え、お買い物をサポートするデジタルサイネージを設置。

その他にも、新しいサービスや取り組みをどんどん進めていく予定です。
イケシブは、これまでの楽器店の枠におさまらない新しい体験を創造・提供していきます。

（転載：ABOUT | イケシブ｜IKEBE SHIBUYA｜池部楽器店渋谷旗艦店）

キモチをカタチに

キモチ｜お客様のご要望

各種イベントやネット配信ライブなど多用途に使えるステージ「イケシブライヴス」の構築
動画コンテンツの配信やライブコマースの拠点となる収録スタジオ「イケシブスタジオ」の構築

カタチ｜オーエスのお手伝い

はじめのご要望は、イケシブのコンセプトに基づいて「イケシブライヴス」と「イケシブスタジオ」を構築したいというお話でしたが、お客様の立場に立って他にもお手伝いできる事はないかを考えました。
そして、店舗であれば「サイネージ」「BGM」「集客」「セキュリティ」「マーケティング」なども必要ではと考え、ご提案させていただきました。その結果、施設全体を幅広くサポートさせていただく事となりました。

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「ライブステージ（イケシブライヴス）」

各種イベントやネット配信ライブなど多用途に使える「イケシブライヴス」の目標は、ライブハウスがもつ迫力の再現でした。
イベントは継続的な開催が予定されており、そのオペレーションは店舗スタッフからプロのオペレーターまで幅広い運用状況が想定されていました。

そこで、高機能の機材で常設型の環境を構築しながらも、システムは柔軟性を持った設計にすることで、”イケシブ”に来店された方が満足できる環境を目指しました。
音響・映像・照明すべて微調整可能なプロ仕様の機材を整備する一方、大型LEDビジョンに流すMVや撮影カメラ映像の切り替え作業を担当者1人でもできるようにするなど、専門知識が無い方には簡単に、プロには満足していただけるシステムを構築いたしました。

「収録スタジオ（イケシブスタジオ）」

「イケシブスタジオ」は、5名編成のフルバンドが入る広さでレコーディングやYouTube配信をエリアに分けて空間を確保し、機能としては生配信から動画コンテンツの撮影・編集までができることを求められました。

そこで、利用シーン別に設備のご提案をいたしました。
最適な演奏環境にするための、コンソール操作で照度・色温度など照明コントロールを容易にできるシステムや、録音・リアルタイム編集にも対応させるための各設備の導入は勿論、収録に適した環境を整えるため吸音工事も行いました。
また、YouTube撮影用の背景幕としてオーエスの特注クロマキースクリーンを納品するなど、様々な用途に対応できる空間を構築いたしました。
少人数のオペレーションでも実現するライブ配信スタジオであるとともに、多彩な楽器やアイテムを取り扱う池部楽器店様ならではの柔軟性の高い音響設備にいたしました。

「デジタルサイネージ／BGM制御」

ビル全体におけるデジタルサイネージの用途提案、基本設計、施工を行いました。
特に配慮したポイントは、8店舗が独立して入っているため、各々のプレイリストが必要で、さらに店内のディスプレイは縦型、横型の2種類が混在しているところでした。

そこで、顧客のご要望に沿ってインターフェイスをカスタマイズできるブラウザーベースの店内配信システムを開発し、店舗別・ディスプレイ別に配信映像をコントロールできるようにいたしました。
また、映像と同様に全館BGM配信システムにおいても、タッチパネルからの一斉コントロールや、各店舗でのボリューム調整、閉店の自動アナウンスまで行えるように構築いたしました。

「エンターテインメント（イケシブフィッティングミラー）」

楽器店をエンターテインメントも取り入れた空間にするため、ギターやベースのフィッティング体験ができるインタラクティブ機能「イケシブフィッティングミラー」を企画しご提案いたしました。

ディスプレイに触れると撮影モードが起動、好きなフレームを選択し撮影された写真はQRコードから自身のスマートフォンへの保存ができます。
目線を合わせやすいよう、65型ディスプレイの中央にカメラを配置するなどの工夫や、ソフトも独自に開発し、画像ダウンロード先には池部楽器店様のサイトにリードできるようにいたしました。
また、ただの写真だけではなく、音楽雑誌の表紙やアーティストとのコラボなど、その時々に応じた旬のフレームに更新できるシステムにすることで来店客を飽きさせない仕組み且つ、イケシブに来店したことをTwitterやInstagramなどのSNSへ投稿してもらうことで来店客数増の一翼を担うような仕掛けとなっております。

「セキュリティ（防犯カメラ・防犯ゲート）」

お店には不特定多数の人が来店するため、防犯対策は不可欠と言えます。
そこで、各AVシステムと合わせ防犯システムをご提案いたしました。

各店舗へ防犯カメラを設置し、それらを監視できるモニタールームを構築。各階の映像は、タブレット端末や本社からも確認できる仕様にいたしました。勿論、カメラやモニターの取り付け金具もご用意いたしました。
また、ビル入口には防犯ゲートを設置し、セキュリティシステム全体をトータルでサポートしております。

「マーケティング／密集管理（人数カウントセンサー）」

各店舗の入口には、お客様の出入りを自動でカウントできる「人数カウントセンサー」を導入いたしました。

本センサーは入退場の2方向を計測することによって、店舗ごとの来店者数の把握が出来ます。
お客様がどの時間帯に多く流入しているかなどのマーケティング調査に加え、コロナ禍の密集管理にもお役立ていただいております。